鹿児島県指宿市の親戚夫婦の終の住処。
遠方の為、監理もままならないのではないか、工務店との意思疎通は難しいのではないかと言う不安が多くあったが無事に竣工。
施主夫妻からも感謝の言葉を頂き、設計者冥利に尽きるこの上ない喜びを味わう事が出来た。
鹿児島だから暖かいだろうと言う意識を覆し導入した「土壌蓄熱床暖房」、
断熱材のセルロースファイバーは、まさか鹿児島でと言う思いもあったが、導入して正解だった。
天井高さ4Mのリビングダイニングには必須であった床暖房。
東西南北高窓からの採光は日中常に明るい家になり、そこを中心として考え抜いた各部屋の導線計画がとても機能的だと言う。
多趣味な施主夫妻、南側の畑は今後ピザ釜を自作する予定だとか。来訪が楽しみである。